2012年10月31日

鈴木清一展

年内の発行は、残すところあと12月号の1冊のみとなりました(新年号も年内発行ですが、記載上はということで)。
は、はやいーっ!!
明日からもう11月ですよ。

11月6日(火)まで、元町4丁目のこうべまちづくり会館で、
「鈴木清一展 ―昭和の神戸の原風景-」
が開催されています。



洋画家・鈴木清一(1895-1979)は、兵庫県美術家聯盟の代表として、小磯良平や川西英らとともに、戦前の兵庫画壇で活躍していました。
けれど、戦争がはげしくなるにつれ、美術家たちも戦争に協力することを求められ、鈴木清一は、新しく結成された「兵庫県新美術家聯盟」の委員長に任命されました。
戦争が終わると、事態は一変します。清一は戦争画を描いたりしたわけではないのですが、聯盟の先頭に立って戦争に協力したということで、公職を追放されてしまいました。清一自身も、責任をとって、一切の画壇活動から身を引きました。
そんな、戦争に翻弄された画家が神戸にいたのです。



画壇からは去りましたが、清一は晩年まで神戸の風景を描き続けました。
舞子の松林や、六甲山、須磨離宮の森など、自然風景を多く描いています。舞子の浜は、家から見える風景だったそうです。

展覧会では、そんな神戸風景を描いた作品や、戦時中に粗末な紙に描かれた自然風景などが展示されています。
絵画作品やスケッチなどはご子息(三男・耕三さん)が、ずっと保管・整理をしてこられました。
息子さんによると、清一は「損得勘定を嫌い、今日こんなことで損をした、と口にしようものなら、いやしいことを言うな、とひどく叱られたものです」とのことです。

ぜひ一人でも多くの方がこの展覧会をご覧になり、偉大な画家の画業と精神が次世代にも引き継がれていっていただきたいと思います。
(この展覧会の記事は、12月号に掲載予定です)


  


Posted by KOBECCO at 18:24神戸

2012年10月27日

真光寺の清盛茶屋

兵庫大仏のおられる能福寺、清盛塚の近くにある真光寺(焼肉の飛苑の近く)の境内でオープンしている「清盛茶屋」。



毎週土曜・日曜、真光寺では、サックスとギターのライブ演奏がおこなわれています。
真光寺は、清盛が弁財天をお祀りしたといわれるので、琵琶をもった音楽の神様・弁財天にちなんで、音楽を演奏することにしたのだとか。



大河ドラマ「清盛」のテーマソングや、美空ひばりのナンバーなど幅広く、ゆっくりと時間が流れるすてきなライブです。着物を着た、「清盛茶屋お接隊」の方が演奏されています。

お茶屋では、コーヒーを泡立てて、抹茶茶碗で飲む「泡立珈琲(あわだてコーヒー)」をぜひ飲んでみてください。



泡立てたミルクにコーヒーを入れて、自分で混ぜていただきます。「清盛泡立珈琲膳」は、バターとジャムがついたスコーンがついて、600円です。
純和風のカプチーノといったところでしょうか。この発想がおもしろいと思います。
清盛茶屋の運営にかかわる、山端秀明さんの「兵庫散歩」は、11月号に掲載されます。

真光寺は、「踊り念仏」で極楽浄土へ導かれると説いた一遍が、各地をめぐった末、最後に来てここで亡くなった場所でもあります。
境内には一遍上人の廟所があり、石造りの五輪塔は県指定の重要文化財です。
  


Posted by KOBECCO at 10:21神戸

2012年10月17日

雨のハーバーランド

雨に煙るモザイク。ミュージックグルメ船「コンチェルト」さんが停泊しています。



以前、コンチェルトさんでのクルーズを取材したとき雨(しかもけっこうな大雨)でした。
でも「こんな雨の日でもクルージングが楽しめるんだとわかっていただけましたでしょうか」とスタッフの方に言われ、なるほどな~と思いました。
皆さんも雨の日はゆっくり神戸港クルーズなんていかがでしょうか。
(もちろん荒天や台風の場合は運休します)
  


Posted by KOBECCO at 19:23神戸

2012年10月06日

「おかんアート展」海文堂書店で

「おかんアート」とは、お母さんが作る手芸作品の総称。



折り紙手芸、ビーズ人形、編みぐるみ、しじみで作ったストラップ、牛乳パック工芸…どれもこれも日本で育った子どもなら懐かしく感じられる工芸品です。
そんな「おかんアート」展覧会が、海文堂書店(2階ホール)で、10月6、7日と開催されています。入場無料です。



主催は、下町グルメツアーを企画したり下町文化を掘り起こすなどとってもおもしろい活動をされている「下町レトロの首っ丈の会」。

以前出版された書籍『おかんアート 兵庫・長田おかんアート案内』では、おかんアートの定義について
・基本的に、非常に役に立つとは言い切れないが勢いはある
・いらないものを再利用
・センスが良いなど気にせず、世間とのズレなんかも気にしない
・なのに温かみだけは熱いほどある
といったように記されていましたが、まさしくそうだなーと微笑ましくなりつつ、「これけっこう便利そう…」「これちょっとバッグにつけてみたい…」という願望があふれはじめ、ついおかんアートを購入などしてしまう人も多数の展覧会です。(ほとんどは展示品ですが、値札がついているアートは購入もできます。)
期間中、おかんアートの講習会も開催されています。



鉄●28号、バー●パパ、ピ●チュウ…これ全部、手ぶくろ、軍手からできているんです!



場末のスナックあたりのカウンターにありそうなボトル人形。手前にはなんとなく癒されるドラ●もんの姿も。

今回の展覧会は、「おかんアートでまもってせめる2012」と題し、海文堂書店での展覧会は「まもる編」。
守った後は攻めに繰り出す「せめる編」は、10月26日(金)27日(土)、兵庫区内のレトロな喫茶店、レストランなどで開催されるそうです。

「おかんアート展 まもる編」
日時: 2012年10月6日(土)7日(日)11:00-18:30
会場: 神戸元町商店街 海文堂書店 2階ギャラリー
参加費: 無料 ※お教室(茶菓子付)は500円、随時参加OKです
内容: 兵庫区+長田区を中心としたおかん&おとんアーチスト達による作品展示とお教室を開催。


「おかんアート展 せめる編」
日時: 2012年10月26日(金)27日(土)
会場: 兵庫区全域に散らばるレトロな喫茶店やレストランなど20軒ほど
(JR兵庫駅、和田岬駅、神戸高速鉄道新開地駅、湊川駅を中心に開催)
参加費: 1800円(300円チケット×6枚) ※当日券は2100円

  


Posted by KOBECCO at 18:26神戸

2012年10月05日

10月号表紙

もう5日でございますが、月刊神戸っ子10月号絶賛発売中でございます。



表紙は、御影のスイーツ店「ダニエル」さんのカウンターの上にあった、かわいらしい置物なんです。
秋らしい色合いにしてみました。





「ダニエル」さんは芦屋にもお店がありますが、本店と工房は御影にあります。
小さなサイズのカヌレや、変わった名前のチョコレートケーキ「うなぎの寝床」が有名です。



この「うなぎの寝床」、開発当初はそのままうなぎのように長~いケーキで、長すぎたためかあまり売れなかったんだそうです。でも今の長さに切り売りしたところ、爆発的なヒットとなったのだとか。白いうなぎもあります。

私はごまのカヌレが好きです。



■Daniel御影
(阪急御影駅から南へ、山手幹線沿いのスーパー「ライフ」の道をはさんで向かい側)
10:00~19:00
月曜日お休み

  


Posted by KOBECCO at 18:44神戸