2013年08月07日

神戸出身の島田知事がドラマ化

今夜9時からMBSで放送される

「報道ドラマ 生きろ ~戦場に残した伝言~」

は、沖縄戦当時の沖縄県知事・島田叡(あきら)さんを描いたドラマです。

島田さんは神戸のご出身です。
神戸市須磨区の出身で、旧制神戸二中(現・兵庫高校)から東京帝大(現・東京大)を出て旧内務省に入られ、沖縄戦2ヶ月前の1945年1月末、沖縄県知事に任命されました。前任の知事は本土に逃げ帰っていたといいます。すでに沖縄県内は前年に大空襲を受けて、那覇市内は焼け野原で食べ物もろくになかったそうです。

ドラマでは、内務省でも気骨のある官僚として有名だった島田さんが、沖縄に赴任してからさまざまな改革に着手するといったところから、当時の手紙や証言などのドキュメンタリーも踏まえて作られているようです。
島田さんの役は緒形直人さん、最後まで島田さんを支えた沖縄県警察部長を的場浩司さんが演じます。
制作プロデューサーは兵庫高校出身だそうです。

神戸っ子の昨年8月号では、島田さんを研究しているジャーナリスト・田村洋三さんに登場いただきました。(ラジオ関西番組「田辺眞人のまっことラジオ」ご出演時)

田村さんは島田さんについての本『沖縄の島守 -内務官僚かく戦えり-』(中公文庫)など多数の著書があります。
田村さんによると、島田さんは、沖縄の地上戦が激しくなってからも壕を転々としながら
県民を疎開させたり食物を確保するなど県民を守ろうとし、海岸で壮絶な最期をとげられたとのことです。
最期の場所は、いままで特定できていなかったのですが、今年3月、那覇市の(財)島守の会の方々と、兵庫高校OBの武陽会メンバーが加わり、島田さんが消息を絶った地点の捜索を行ったそうです。
そのときは遺留品などは見つからなかったそうですが、調査は続けられています。

神戸出身の、偉大な先人の、初のドラマ化ということで、楽しみにしています。


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Posted by KOBECCO at 18:56神戸